ワクチン狂躁 [らくがき]

「ワクチン接種」は、まるで水戸黄門の印籠の様な様相を呈している。しかし、そんなに有効なのだろうか。世界トップクラスの摂取率を誇るチリだが、一日当たりの感染者数の推移を見ていると、既に、再び上昇を始めている。感染者数が上昇に転じているか、その傾向が現れている国は、ブラジル、フランス、コロンビア、南アフリカ、フィリピン、イラク、パキスタン、韓国などで、アルゼンチンとインドネシアは急激な増加に転じている。

ヨーロッパやアメリカは、今のところ減少傾向が持続している。しかし、このまま持続するかは疑問だ。個人的意見だが、これまでの減少はワクチンの効果によるものではなく、単なる自然の成り行きではないだろうか。 発表されているワクチンの有効率は驚く程高い。しかし、有効性を求める計算式には疑問を感じる。

例えば、「モデルナ」はアジア系のヒトに対して100%有効と言う。臨床試験に参加した1300人のアジア系の人々では、摂取を受けた616人中感染した人は0人。一方、摂取を受けなかった684人中感染した人は3人。僅か3人の違いだが、ワクチンの有効率を算出する計算式に当てはめると、有効率は100%となる。

ファイザーではどうか。臨床試験に参加した1604人のアジア系の人々のうち796人が摂取を受け、摂取後に感染した人は1人。一方、摂取を受けなかった804人中感染した人は4人。これを計算式に当てはめると、有効率は74.4%となる。

当然、発症する人の頻度はさらに低い。とても差がある様には思えない。

我先にと競ってワクチン接種を受けたり、「ワクチンパスポート」なるものまで作る価値があるのだろうか。そもそも、コロナウイルスのようなRNAウイルスの場合には変異が速いため、ワクチンの効果は低い。風邪のワクチンを作ろうなどと考えるメーカーはいない。

私は専門家ではないが、世界的大規模なワクチン接種が、逆に、ウイルスの収斂進化を助長して変異株を増産させ、パンデミックの終息を遅らせることになる気がするが、いかがなものか。

追伸(5月28日)

さらに、インド、イタリア、ドイツ、メキシコ、オランダ、マレーシアが上昇に転じ、スペイン、カナダもその傾向が現れている。近いうちに、ほとんどの国で再び感染拡大すると予想される。

ワクチンの効果は期待できない。さらに、アメリカCDCも認めたように、新型コロナは空気感染する。

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