インフルエンザワクチン接種は心血管イベントのリスク低下に関連する [医学一般の話題]

インフルエンザ感染は、致死性および非致死性アテローム血栓性イベントに関連付けられていますが、ワクチン接種が心血管イベントの予防に関連付けられてると報告されています。

MEDLINE (1946 - 2013年8月)、EMBASE ( 1947年 - 2013年8月)、およびコクラン・ライブラリ中央レジスタの系統的レビューとメタ分析。複合心血管イベント、心血管死亡、全死因死亡率について分析。ランダム化の1年以内に急性冠症候群(ACS)の既往のない患者のサブグループによって層別化。

対象患者は6,735名(平均年齢 67歳、女性51.3%、心臓疾患の既往歴36.2%)。平均フォローアップ期間は7.9ヶ月。

インフルエンザワクチン接種では複合心血管イベントのリスクは2.9%対4.7%と低く、リスク比(RR)0.64 ( [95% CI, 0.48-0.86], P=0.003)で、36%低下しました。治療の介入はRR 0.45[95% CI, 0.32-0.63])vs RR 0.94 [95% CI, 0.55-1.61])でした。

出典文献
Jacob A. Udell, Rami Zawi, Deepak L. Bhatt, et al.
Association Between Influenza Vaccination and Cardiovascular Outcomes in High-Risk Patients: A Meta-analysis
JAMA. 2013;310(16):1711-1720. doi:10.1001/jama.2013.279206. Text Size: A A A .

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