ベッドレストによる腰椎椎間板の回復は長期的には不利 [腰痛関連]

 「Berlin BedRest Study 2」による60日間のベッドレストを行った、24名の男性被験者について、腰椎椎間板ボリューム、前部および後部ディスクの高さ、ディスクの信号強度、椎間の長さ、前彎(矢状面)をMRIで撮影して測定。デザインは、前向き縦断的研究。

 ベッドレスト前と比較して180日後(N=22)では、ディスクボリュームの増加、ディスクの高さ、および椎間の長さは持続 (P ≦ 0.0004)。しかし、720日後では(N= 21)減少しました(P =0.018)。長期間でみますと、ベッドレストは椎間板に良くないようです。

 長期の安静は、 disuse and reloadingに伴う組織のmodeling や remodeling を理解する上で有用なモデルとなります。

Belavy, Daniel L. BPhty, Armbrecht, Gabriele et al.
Incomplete Recovery of Lumbar Intervertebral Discs 2 Years After 60-Day Bed Rest
Spine: 15 June 2012 - Volume 37 - Issue 14 - p 1245?1251 doi: 10.1097/BRS.0b013e3182354d84

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